WORKS
白川郷観光ガイドブック

















SIZE A5 36P横型中綴じ
CLIENT 白川郷観光協会
OVERVIEW
概要
日本の原風景を「体験」として伝える
白川村の観光業は、多くの観光客を迎えることで他の自治体からも羨ましがられるほどです。特に白川郷合掌造りの集落には年間約215万人もの観光客が訪れており、これは白川郷の人口(約1,500 人)の実に1,400 倍に相当します。一見すると“ 順調”に見えるこの状況ですが、その裏にはさまざまな問題が潜んでいます。
レスポンシブル・ツーリズム…旅行者が訪問先の環境・文化・住民生活に配慮し、負荷を減らしながら、地域と共に持続可能な観光を実現しようという考え方。
世界遺産・白川郷を「観光地」として消費するのではなく、いまも人が暮らし続ける“生きた集落”として体験してもらうことを目的とした総合観光パンフレット。合掌造り集落の魅力紹介に加え、宿泊体験、早朝・夜の風景、村内周遊スポット、交通・混雑対策、そして観光マナーまでを網羅し、初訪問者からリピーターまで幅広く活用できる構成としています。
DESIGN
デザイン
レスポンシブル・ツーリズムのきっかけとなるガイドブック
情報量が多くなりがちな観光冊子だからこそ、家族連れ・海外観光客・高齢者にも伝わりやすいユニバーサルなトーンを意識しています。観光スポット同士のつながりを「結(ゆい)」という白川村の精神になぞらえ、写真・イラスト・ライン表現を用いて、白川村全体がひとつの物語として感じられるデザインとしています。この冊子が、白川村の景観や暮らしを未来へとつなぐための小さな行動変化のきっかけとなることを願っています。

