先日、カメラマンと一緒に飛騨高山の古民家の撮影に行ってきました。
岐阜県北部に位置する飛騨高山は、江戸時代の城下町の面影を今も色濃く残す町。
「飛騨の小京都」とも呼ばれ、古い町並みや格子造りの建物が連なる風景は、国内外から多くの人が訪れる歴史あるエリアです。
豪雪地帯ならではの重厚な木造建築、代々受け継がれてきた職人文化、そしてゆったりと流れる時間。
単なる観光地ではなく、“暮らしと歴史が今も息づく町” だと感じます。
撮影させていただいた建物の廊下に立つと、格子越しに差し込む柔らかな光と、深みを増した木の質感。
静けさの中に、積み重ねてきた時間の重みがありました。
現場では、光の入り方や構図をカメラマンと細かく確認しながら、その空間が持つ背景や想いまで写し取ることを意識して撮影をお願いしました。
古い建物は、ただの建築物ではなく、地域の記憶そのもの。
飛騨高山の空気に触れながら、「残す」ということの価値をあらためて感じた一日でした。
これからも、地域の魅力や時間の重なりを、丁寧に形にしていきたいと思います。



